ジョーン・フォンテイン記念館 Joan Fontaine Memorial Museum

東京生まれのハリウッド女優ジョーン・フォンテインの自称世界一のファンである叙穏が,ジョーンの映画や人生について語ります。年中無休,24時間開館中

ジョーン・フォンテーン💐フィルモグラフィー 第1弾~下積みのB級映画時代 (1935~1939)⑴

ジョーン・フォンテーン初期出演作品を、ツイッター(X)にて、2023年の1月9日から2月27日迄ツイートして参りました。今一度こちらでも振り返ってみたいと思います。(米国での公開年度順・英語のタイトルは日本未公開作品)

 

①映画「男子牽制」(1935)  

浮気な夫シェリー(ロバート・モンゴメリー)を改心させるマーシャ(ジョーン・クロフォード)の物語。ジョーン・フォンテーン(当時の芸名ジョーン・バーフィールド)は、シェリーを取り巻く女性の一人としてスクリーン・デビュー。僅か20秒程の出演!

映画「男子牽制」より、
ジョーン・クロフォード(左)と
ゲイル・パトリック。

シェリー役のロバート・モンゴメリーが、貫禄のついた吉沢亮さんに似てると思うのは、多分… 私が暇人だからでしょう。

 

②映画「偽装の女」(1937)

戦慄感漂う邦題ですがむしろラブコメ。フィービー(キャサリン・ヘプバーン)は出征したブラウン(フランチョット・トーン)を思い続けて10年。老嬢となった彼女と再会したブラウンは驚きを隠せない。フィービーは思い切り若作りをするが、姪のリビーという事にされてしまい…

映画「偽装の女」より、左からフェイ・ベインター、
フランチョット・トーン、キャサリン・ヘップバーン

老嬢の若作り物語は、正直イタいです😔
ジョーン・フォンテーンは必死で男性を落とそうとする、若いだけが取り柄のシャーロット役。出演時間は目を凝らして見てもトータル2分にも満たない位。
キャサリン・ヘップバーンの唇は下がった口角が特徴。マイナスになりがちなのに、魅力的に見えるのは流石。

「偽装の女」でジョーン・フォンテーンが共演したキャサリン・ヘップバーンは、RKO上層部に「あの子は大物になるかもよ」とB級映画の主役にジョーンを勧めました。それ迄ほんの端役だったジョーンは、その後数々の映画に出演。彼女はそれに感謝し、ケイティを敬愛しました。

キャサリン・ヘップバーンとジョーン・フォンテーンのことについては、小森のおばちゃまも触れています。

 

 

③映画「The  Man Who Found Himself」

                                                                                 (1937)

左からジョン・ビール、ジョーン・フォンテーン、
フィリップ・ヒューストン。

自家用機で事故を起こし、スキャンダルから医師を辞めた青年が、再び医師としての使命と誇りを取り戻す物語。ジョーンは制服姿も颯爽とした看護師ドリス役。

ふざけてドーナツを頬張りながらお喋りする、ちょっとお行儀の悪いシーンでも、ジョーン・フォンテーンはエレガント。どの映画でもジョーンは食べる所作が非常に綺麗です。😌🍩ところで主役のジョン・ビールが、お若い頃の松山千春さんに似ていると思うのもまた、多分…私だけでしょう。🙄🤔😳

 

 

④映画「You Can't Beat Love」(1937)

初々しい19か20歳のジョーンは、ちょっと勝気な市長の娘トルーディ役。1950年代のTVドラマシリーズでも、同名の役を演じていますが関連は皆無。そちらはさすがに円熟味が増しています。

ジョーン・フォンテーンとプレストン・フォスター。