ジョーン・フォンテイン記念館 Joan Fontaine Memorial Museum

東京生まれのハリウッド女優ジョーン・フォンテインの自称世界一のファンである叙穏が,ジョーンの映画や人生について語ります。年中無休,24時間開館中

生きるためのもの

ジョーン・フォンテイン主演映画『生きるためのもの』パンフレットその①。表紙の鮮やかな緑のドレスは『生まれながらの悪女』で着用したもの。『生きるためのもの』の内容とは無関係のスタジオポートレートです。

ジョーンはこのドレスがお気に入りだったのでしょうか。劇中だけでなくパーティーなど様々な場面で着ています。

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ジョーン・フォンテイン主演映画『生きるためのもの』パンフレットその②。妖しくエメラルドに輝く瞳(本当はブラウン)。イヤリングと胸元のネックレスは『失恋四人男』のラストで身につけていました。またまたパンフのタイトルの内容と表紙が不一致,実際と違う着色など,昭和の映画パンフならではのちぐはぐ感が,ファンにはたまりません。

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ジョーン・フォンテイン主演映画『生きるためのもの』パンフレットその③。理知的なブルーに輝く瞳(本当はブラウン)。髪型から察するに『旅愁』か『生まれながらの悪女』の頃でしょうか。こちらも『生きるためのもの』のポートレートではありません。またしてもこのちぐはぐ感は昭和の映画パンフならでは。

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ジョーン・フォンテイン主演映画『生きるためのもの』パンフレットその④。共演レイ・ミランドテレサ・ライト。ジョーンは役の重圧から逃れるため,酒に溺れる舞台女優を好演。その①~③は映画とは関係のない写真の表紙でした。その④にして,やっとこの映画本来の表紙のパンフ登場となりました。

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ジョーン・フォンテイン主演映画『生きるためのもの』パンフレットその⑤。共演レイ・ミランドテレサ・ライト。こちらは三つ折りパンフレットです。

『生きるためのもの』はミランドの主演男優賞受賞作品「失われた週末」の続編とも言うべき映画。因みに「失われた~」にはジョーンの母リリアン・フォンテインも出演しています。

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